先生の彼女
でも、やっぱり
昨日のことは嬉しくて……
思い出したらニヤけてきた……
「何はともあれ、おめでとう…!! ちゃんと仲良くやるんだよ?」
文句を言いながらでも、
何だかんだで応援してくれる。
蓮佳、大好きっ!!
「きゃあっ!? 急に何さ!?」
いきなり抱きついたからか
思った以上に驚いた蓮佳。
それを見て笑ってるあたし。
「……弥冬 ちょっと来い」
幸せに浸っていると
いつもの低い声があたしを呼んだ。