先生の彼女




唯一変わったと言えば




「おいで?」




先生とあたしが、



付き合うことになったことだけ。





今だって死角に入ってあたしを




待っていてくれる。






少しずつ先生に近づくと………






ギュッ……





「やべー…弥冬が足りねぇ……」





きつく抱き締めたかと思ったら




耳元で囁く。





足りねぇ…とか、




殺し文句っていうのでは……?






一気に心臓が加速した………。





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