先生の彼女




赤くなる顔を隠すように



先生の胸に顔を埋める。



スーツから香る先生の匂い、




すっごく落ち着く。




「なぁ、弥冬……?」





「ん?」




抱き締めながらいった先生を見上げる。





「…キスして良い…?」





「へぇっ!?」




……驚いたらお決まりの間抜けな声が出た。






「嫌か…?」






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