先生の彼女




「じゃ、早く紙書けよ」




恥ずかしくて



俯いていると、




ちょっとだけ髪を撫でた後





他の子のところへ行ってしまった。





先生が行った後、




無言で席についた。



席についたら、両手で顔を押さえた。





熱を帯びた顔は




今にも火が出そうだった。








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