クールな総長と無自覚女総長?!

アタシの言葉で女の表情が変わった。

「そう…。だったら、…潰すまでよ。」

女の顔はさっきと違い、アタシを睨んでる。
「………。」

アタシも無言で睨む。

「もしかして貴女、この人数に1人で勝てると思ってるの?」

「そうだって言ったら?」

そう言ったアタシに女は声を出して笑った。
「あははっ!!無理に決まってんじゃない!流石の葉山でも無理よ!この人数じゃ!!」

お腹を抱えて笑い続ける女。

「やってみれば、…わかる。」

フッと笑って、笑い続けてる女を見る。

「バッカじゃない?私達が勝つ。」

ニッコリ笑う女。

「やれ。」

女がそう言った瞬間、アタシを囲んでた奴らがアタシに向かって飛び掛かってきた。



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