逃げた花嫁 21世紀編
………………………
……………………
…………………


「これを並べたら終わりね。」

「ロ―ストビ―フ~早く食べたい~。」

「たくっ…孝子ったら」

「フフフさっきも資料を忘れそうになったのよ」

私は飽きれる二人を他所に鼻歌を歌いながら資料を並べてる。


「♪~♪♪~♪ロースト『山之内さんちょっと来て!』」


会議室に慌ててる女性の声が響いた。


『ひぇっ――――!!』

「京極課長…どうされましたか?」


美里さんの直属の上司京極勝美課長が慌てた様子で扉の前に立っていた。



< 152 / 246 >

この作品をシェア

pagetop