逃げた花嫁 21世紀編


俺は話の内容がコロコロ変わる華達の会話にイラついてた。


「クククッ…ちょ―面白れ!」


眉間に皴を寄せ怪訝な顔で聞いている俺を見て楽しんでる国君。



「黙れ!!」



俺はもう一つの俺になり押し殺した低音な声で国君を睨みつけた。


「ウッ…ご無礼いたしました。
お許しください。」



国君は黙ってパスタを食べだした。


< 235 / 246 >

この作品をシェア

pagetop