逃げた花嫁 21世紀編
「ねぇ~お願いだから。」


この人、前世は間違いなく子犬だわ。


まるで子犬がかまって貰いたくて甘えるように聞こえる。


「ほらっ行こうよ!」

返答に困っていたら強引に私の腕を掴んだ。

「えっ!?ちょっと!!」


その時
私の腕を掴んでる彼の手を払う別の手が見えた。



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