逃げた花嫁 21世紀編
竹君さんの顔が私に近づいてくる。

鉄仮面じゃない妖艶な色香の竹君さんの表情に息が止まりそう。


「それに…。」


竹君さんの長くて綺麗な指が私の頬や唇を撫でている。


「そそれにが…な何ですか?うんん…やっ」

私の身体がビクッと反応するのを楽しむように意地悪く撫で続ける竹君さん。


足の力が抜けそう…。
「あっ…」


私…竹君さんに抱きしめられてる。


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