逃げた花嫁 21世紀編
「何か用ですか?」


刺のある言い方。


竹君さんに胸キュンしてる私を悟られないためと防犯カメラの前で私にわざとキスした竹君さんに怒っている気持ちから出た言葉。


「フッ…その口ぶりだと悪戯が過ぎたようだ…。」


「竹君さん……
少しは反省してくれました?」



「いいや。」


『いいや』って!?
はぁ竹君さん、あなたという方は……。


ちょっと!私に近寄らないで下さい。


竹君さんの腕が私の腰にまわった瞬間、私の身体がふわっと宙に浮いた。


「えっやだ!下ろして!」


竹君さんが私をお姫様抱っこして部屋を出て行く。
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