《俺様的》彼女の手なずけ方
「お前は俺の、ペットだろ?」




「……えっ?」




「え?じゃねーよ。この行事は、そーいう契約だ」




「なに……それ」




「俺とお前…今日から、ご主人様と犬」




「いっ……犬ーーーーっ!?」




あたしが大きな声で叫ぶと、会場がザワつき始めた。










それでも三好鳴海はお構いなし。




全く動じる様子もない。





「冗談だろ?そう熱くなんなよ」




冗談?




だけど、冷静に考えてみると…冗談に思えない。





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