《俺様的》彼女の手なずけ方
三好鳴海があたしのスカートの裾を持って、バタバタと風を送ってる。
「涼しいだろ?俺様が扇いでやってんだ、ありがたく思えよ」
「変態~~~~っ!!!」
――バッチーーーーン!!
あたしは飛びおきて、三好鳴海の頬を思いっきり引っぱたいた。
「痛ってぇ……」
不意打ちだったからか、運動神経抜群のはずの三好鳴海はまともにあたしの平手打ちをくらってる。
「ちょっ……いくらなんでも、これはなくない!?」
「んあ?ぶっ倒れてるから、ここまで運んでやったのに礼ぐらい言えよ」
気付けば体育館脇の風通しのいい場所まで運ばれていて、側には冷たく冷えたペットボトルが置かれている。
「そんなの知らないし!」
だからって、スカートで扇ぐとか、最低なんだからーっ!
「涼しいだろ?俺様が扇いでやってんだ、ありがたく思えよ」
「変態~~~~っ!!!」
――バッチーーーーン!!
あたしは飛びおきて、三好鳴海の頬を思いっきり引っぱたいた。
「痛ってぇ……」
不意打ちだったからか、運動神経抜群のはずの三好鳴海はまともにあたしの平手打ちをくらってる。
「ちょっ……いくらなんでも、これはなくない!?」
「んあ?ぶっ倒れてるから、ここまで運んでやったのに礼ぐらい言えよ」
気付けば体育館脇の風通しのいい場所まで運ばれていて、側には冷たく冷えたペットボトルが置かれている。
「そんなの知らないし!」
だからって、スカートで扇ぐとか、最低なんだからーっ!