《俺様的》彼女の手なずけ方
「そんな契約した覚えないっ!」




「あ、そぉ……それなら、今ココで退学届を書いてもらおーか」




「なっ……」




「郷に入れば郷に従えって言うだろ?前の学校はどうだか知らねーけど。学園のイベントにのっかるのが、ここでの常識。

お前を生かすも殺すも、俺次第。今、お前のご主人様は俺なんだよ。わかった?」




見下すような顔つきで、あたしを見てくる。




くっ……悔しい!




今ここで退学になるわけにはいかない……。




だけど、言いたいことは言ってやる!




「そんなの…わかんない!あたしはあたしのモノなんだから!」




「わかんねー女だな……だったら、体でわからせてやろうか?」












「えっ……キャッ!!」




三好鳴海があたしの腕を強く引く。




避けることができないあたしは、三好鳴海の胸元へと勢いよく倒れこんだ。




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