《俺様的》彼女の手なずけ方
「アハハ、その顔は…葵ちゃんも、なんかやりかねないね……まぁ、ココでは目立たず慎ましく…っていうのが望ましいかな。

ただ……例外もいるけどね」



そう言ったあと、サギくんは右手にある窓の外を見る。



「ねぇ、例外って…どういう……」



「ホラ、見て……アレ」



「え……」



あたしも、サギくんが見ている窓の外を見た。







そこからは、一面芝生の広いグラウンドが見えていて、




手前にあるサッカーゴールに向かって、誰かがドリブルしてきているのが目に入ってきた。




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