《俺様的》彼女の手なずけ方
天音ちゃんはいつも誰と食べてるのかな……。
キョロキョロするけど、特にあたしたちの方を見ている人もいない。
「見て下さい!今日は三段重ねのお弁当なの」
……え。
天音ちゃんが取りだしたのは、カバンの大半を占めてるんじゃなかろうかっていうぐらいのデカいお弁当箱。
久々に見たよ?そのサイズ……。
風呂敷に包まれたお弁当箱を机の上いっぱいに広げる。
色とりどりのおかずに、均一な大きさに握られたおにぎり。
しかも……数の子や、黒豆が入ってますけど?
これは、おせちか??
呆然としてると、天音ちゃんが不思議そうに首を傾げる。
「葵ちゃん、お弁当は持って来たんですか?」
キョロキョロするけど、特にあたしたちの方を見ている人もいない。
「見て下さい!今日は三段重ねのお弁当なの」
……え。
天音ちゃんが取りだしたのは、カバンの大半を占めてるんじゃなかろうかっていうぐらいのデカいお弁当箱。
久々に見たよ?そのサイズ……。
風呂敷に包まれたお弁当箱を机の上いっぱいに広げる。
色とりどりのおかずに、均一な大きさに握られたおにぎり。
しかも……数の子や、黒豆が入ってますけど?
これは、おせちか??
呆然としてると、天音ちゃんが不思議そうに首を傾げる。
「葵ちゃん、お弁当は持って来たんですか?」