《俺様的》彼女の手なずけ方
「うん。みんなで回ったら、楽しそうだね。サギくん、どこから案内してくれるの?」
それぞれ自分のカバンを持ち、校内を歩く。
「天音、それ持とうか?」
「ありがとうございます」
サギくんが天音ちゃんの通学カバンを持ってあげている。
わ~、なんだか彼氏みたい。
ジッと見ていると、サギくんがあたしに手を差し出してくる。
……ん?
「葵ちゃんのも持つよ?」
「えぇっ、あたしはいいよ!全然大丈夫」
「だけど結構歩くし……重くない?」
「うん、平気~」
っていうか、カバン持ってもらう方が気が重いから。
それぞれ自分のカバンを持ち、校内を歩く。
「天音、それ持とうか?」
「ありがとうございます」
サギくんが天音ちゃんの通学カバンを持ってあげている。
わ~、なんだか彼氏みたい。
ジッと見ていると、サギくんがあたしに手を差し出してくる。
……ん?
「葵ちゃんのも持つよ?」
「えぇっ、あたしはいいよ!全然大丈夫」
「だけど結構歩くし……重くない?」
「うん、平気~」
っていうか、カバン持ってもらう方が気が重いから。