《俺様的》彼女の手なずけ方
「それは大丈夫。僕もインビテーションカードを持ってるから。天音は、僕がエスコートするよ」




「サギくんも持ってたんだ!?」




ナルとは仲良くなさそうだったから、意外。




「親宛に届いたものだけど、僕が拝借した。ナルのグループとは、長年取引してるんだ。これでも将来有望な二代目だよ」




「自分で言うなよ。だからサギはダメなんだ」




仁くんに言われ、失笑してる。




「そうなんだけどさ。ちょっとはカッコつけたいじゃん」




「ハハ、本来なら一緒にストームに入る予定だったのにな。社長なんて柄じゃないくせに」




サギくんが、ストームに入る予定だった!?




確かに顔はかなり綺麗だよね。




社長をやるより合ってるのかも…なんてつい思ってしまう。




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