空色縞瑪瑙
小さな頃から一緒にいるっていうのも空と一緒にいる理由になる。
そして、私は空に絶対についていくときめた。
私は空のことを人間として凄く尊敬できると、私は幼いながらにずっと感じてきたからだ。
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あれは、小学校の低学年の時だった。
私はそのとき既にやんちゃで。
宙人と空と三人でいつも一緒にいた。
そのとき、私と宙人はうりふたつで。
私は髪は後ろが少し短めの、ボーイッシュなショートカットで、
宙人は、普通に髪が短いのが伸びた、という小学生に有りがちな少し長めの髪だった。
大体の人は、私と宙人を間違えた。
小学校の低学年なんて、男女の体形は殆ど変わらない。
二人で並んでれば、背が高いほうが宙人、低いほうが私、なんて区別がつくけれど、単体で動いているときはどっちがどっちだかわかんないし、二人共いつも空と共にいるから、空と一緒いるほうが私、なんて区別もされないのだ。