空色縞瑪瑙




「そうだ、ご飯食べよ。宙人、今日のデザートは葡萄なんでしょ。」


「うん。」


「宙人はご飯食べたの?」


「ううん、まだ。ひなたが帰ってくるの待ってた。」


「え!?ごめん、宙人!」


「いいよ。早く行こう。
今日はオムライスだよ。」


「うん。」




私はそういった宙人に手を引かれ、ともにリビングへと向かう。


そしてそのあとは、私も宙人も笑顔だった。











第二話 完







< 60 / 84 >

この作品をシェア

pagetop