二人ぼっち
プロローグ
私は何時も一人だった。
寝るときも、ご飯を食べるのも、家にいるときも、テレビを見るのも。ずっと、一人だった。
親は私に、何の期待もしない。
何時も邪魔と言われ、消えろと言われ… その言葉の中に愛なんてあるはずない。
私は誰かに必要とされ、好きだと言われた事はほとんどなかった。
大好きな君の隣に居たい… …それだけが願い。
信頼している君。唯一、ネガティブの私を好きといってくれてた君は…
私の傍には居てくれない。
だから結局一人ぼっちなのは変わらない。
これ以上はもう、何も望まない。贅沢なんて言わないから…
《私の傍に、居てください…》
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