スタイリストに恋してます【完】



そんなことを考えながら

カメラの前に立った




「はい、じゃあRUIちゃ「あ、ちょっと待ってください」」




そう言って

私の目の前に来たのは葵さん




すーっと胸元に手を伸ばし



「リボン、左右対称じゃない」



と言ってリボンを縛りなおしてくれる



や、やばい...


撮影のドキドキと

近くに葵さんが居るドキドキで


心臓の音聞かれそう



< 189 / 385 >

この作品をシェア

pagetop