スタイリストに恋してます【完】
そして
リボンを結びながら葵さんは
「まだ少し緊張してるな」
と話しかけてきた
いやぁ...
葵さんのおかげでドキドキがまた増えましたよ
「はい...」
「俺がお前を選んだ理由は、お前がいろんな顔を豊かに表現できるからだ。」
そう言って
またニコッと微笑んでくれる
「BLUE CLOSETの社長が直々に推薦したんだ。いつもどおり笑え」
そう言って
頭についていたゴミをとって
戻っていった