スタイリストに恋してます【完】
「おい!?大丈夫か」
「はい...なんとか」
ちょっと疲れた
という気持ちが伝わったのか
葵さんは
「明日も早いし、今日は部屋に戻るか」
「すみません...」
「なんで、あやまる必要がある」
ほら、立てといわれ
腕を掴まれた
大きな手
この手が好き
岸に上がり
着替えを済ませ
大木の横に座ってる葵さんのとなりに座った
と同時に
「よし、帰るぞ」
と言って立ち上がる葵さん