スタイリストに恋してます【完】
「ここまで来ると、女として見られてないんじゃないか??ってなるよね」
はぁ...とため息をつきながらいうと
二人は目を丸くして
私よりも大きなため息をついた
「まぁ、私もこんな近くに杉崎君のお嫁さん候補が居るとは信じたくないけど」
お、お嫁さん!?
「自信持ててきたんじゃなかったの??」
「持ってたけど...あんまり期待しないようにしてる」
失恋したとき辛そうだし
「まぁ、その気持ちも分かるけど」
「社長とのイケナイ恋を楽しむのもいいんじゃないの??」
イケナイ...恋??
あたし、なにドキッとしちゃってんの!?