スタイリストに恋してます【完】


ちょっと気になって

ほんの影から葵さんを覗くが



葵さんは長い足を組んで

カタログをペラペラめくっている





んー。



未だにつかめない人だ







でも、コレが分かれば

はっきり分かる気がする



もし、さっきのお気に入りが

洋服だった場合

私は、女だと思われていないと認識することにする



でも

もし、私だった場合は

私を女だと思われていると認識する


てか、しちゃう





そして

カタログ鑑賞会は終わり


葵さんは部屋から出て行く





「葵さん!!」



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