スタイリストに恋してます【完】



グアムでの思い出も

さっきのキスも




忘れればいい





こんなただの高校生が

有名ブランドの社長と

うまく付き合っていけるわけがない



彼のために何が1番良い方法か




これしかない





「おい。なんだよいきなり」

「もう会いません。私の服も見なくてもいいし直さなくてもいいです。もう、私に関わらないでください」




ドアノブを握り



震えそうな声を必死に隠し



平常心で話す


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