スタイリストに恋してます【完】


ふわっと

体が中に浮いた



そして、目の前の机の上に

座らされた



これで私と葵さんは

向き合っている形になった



私を見上げ

満足そうに微笑む葵さんをみて

私もつられて笑顔に



それがなんの合図だったのか

葵さんは立ち上がり

両手で私の顔を覆い

顔を近づけてくる



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