スタイリストに恋してます【完】

もう、私の顔みないでください!!


って、思ってたんだけど



「るい」






いま、るいって…




そして、一瞬の隙を逃さなかった

葵さんは



私の緩んだ手掴み

やさしく握る




「いま、るいって呼んだ」

「うん。嬉しい?るい」


私は首を縦にふる


また呼んでくれた


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