presidentー手紙ー
そんな事を考えながら、ふと佐奈達の方を見ると、佐奈達は固まっていた…

「さ、佐奈?佳奈?…麻友?」

不思議に思い近づいてから声をかけると

ハッとしたのかこっちに勢い良く顔を向けてきた。

「ど…」

「ん?」

「どうしよーーーーーーーッ」
「「どうしよーーーーーッ」」

うわ…

目がキラキラしてる。

しかもこんな近い距離で大声をだすから耳が痛い………

「お、落ち着きなよ…」

「「落ち着けるわけないでしょ!?私達と同じクラスで!!」」

「しかも私の隣!!」

あ…始めて佐奈だけの声聞いた…

「ヤバいよ~あ、ねぇ!!」

「あ…ん?何?」

「私、メイクとか、服装とか、髪型とか…とにかくおかしいとこない!?」

私は佐奈にそう聞かれ、全身を見てみる。

「大丈夫だよ?」

「ホントの本当に!?」

「うん。」

「そっかぁ…良かったぁ…」

「佐奈!!は、速く行きなって!!」

麻友が急がせると、佐奈は顔を赤くしながら席に向かった。
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