しいと星屑
私と教室と雪乃ちゃん
次の日学校へ行くと、私の席の近くで
数人の女子が固まっていた
誰だろう?
私は教室に入って、
自分の席と彼女達に歩み寄った
「あっ!椎名さんごめんね」
そこにいたうちの一人が言うと、
他の子達も口々に言った
「ごめん椎名さん」
「邪魔だったよね、椎名さん」
相変わらず、私は名字で呼ばれる
まあいいけど、いつもの事だし。
私は席に着こうとした
すると、誰かが私に近寄ってきた
「千文ちゃんてさ、
好きな子とかいないの?」
彼女はいきなり私の机の前に座り込んだ
しかも名前呼び!
どう対処すれば良いのかわからない。