゜。秘密の極道彼氏 。°





本当に議論は白熱してるらしく、二人共全くこっちを見ない。



さっきっから睨みあってる状態だ。




「見ればわかると思うけど、デートで動物園へ行くか水族館へ行くかって、揉めてるの。ササ君も彼女の言うこと聞けばいいのにね…」




遥さんはわかりやすく呆れてる様子。




とそこで。




「だぁーーーーーーーっ!!!」





っていう、明らかに我が姉である來華の雄叫び(?)




ついで「ガタン」っていう……教卓が転がる音。




ギギギという音が出そうなほどガチガチになった首で、黒板の方を見ると。






















姉が教卓を転がして、彼氏の胸ぐらを掴んでいる画があった。











< 154 / 307 >

この作品をシェア

pagetop