゜。秘密の極道彼氏 。°

*私の彼氏の弱点







「っうっわー!!すっごいよ、ササー!!」




はしたないとか、幼いとか思われるかもしれないけど、私は思わずはしゃいでしまっていた。




私たちが今いるのは、透明なトンネル。




だから頭の上を魚が泳いでいく。




遊園地でひと騒動あった後だったから、水族館へ着いたのは昼過ぎ。




お陰であまり混んでなかった。





テンションの高い私に比べて。



「…來華…そろそろ……休まない?」




苦笑いササ。





「そんなに水が嫌いなの?」




合宿の時、普通に海に入ってなかったっけ?








< 180 / 307 >

この作品をシェア

pagetop