゜。秘密の極道彼氏 。°
「まっ」
いきなり立ち上がるササ。
「さっき聞いてたと思うけど、断ったから。あんな面倒なやつの前に來華をだせるかよ……」
面倒?確かにうるさい人だとは思ったけど……。
「……俺んちを殺人現場にしたくないし」
「なんか言った?」
「いいえ。めっそうもない」
なにか聞こえた気がしたんだけどなぁ……?
「と、とにかく!!來華はちゃんと送ってくから!!」
「ぅわあぁぁぁぁ……」
そんなに大きく肩を揺すらないで―……。