゜。秘密の極道彼氏 。°
*直唯の憎しみ
「ただいまー」
異常にデカイ門を通って。
これまた異常にデカイ玄関に入った。
ササが声をかけると、『どたどた』と音を立てて角刈り・スキンヘッドなど。
またまたゴツイ人たちが広い玄関を埋め尽くした。
「「「「「「おかえりなさいやしっ、若!!」」」」」」
せーのと言ったわけでもないのに揃った声。
……大迫力。
「あー、ありがと。でも來華ひいてるから今日はもう自分の持ち場に戻ってね?」
…ササ、とてつもなく機嫌が悪く見えるのは私の錯覚だろうか…?
あぁ、家だから?
私が無理矢理ついてきたからかなぁ…。
あとで謝っとこーっと。