゜。秘密の極道彼氏 。°




がら。


「「「……あ」」」


入ってきたのは一つ結びに眼鏡のいかにも真面目っこ。

もう一人は色素の薄い短髪に整った顔。童顔ってやつかな。



「あれ…どうしたの?」

真面目っこが苦笑いで聞いてくる。


どうしたの…と言われても。


「…居眠りの罰?」




……。


ダメ!?眠かったんだから仕方なくない?!



「そっちは…?」


「私は真央君に放課後を使って校内案内をしようと……」


……「真央?真央ってもしかして…須中真央?」


「そうよ。真央君すごい有名…「來華!?」


うん、ちょっと予想できてた。


わぁお。



来ちゃいました『鼻たれ眼鏡』。









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