゜。秘密の極道彼氏 。°




「入るよー?」



…………………。




ずーいぶん長い沈黙だ事。


私が耐えられずギギギギギと効果音がつきそうなくらいの固さで振り向くと。


「……////////」



なぜか顔を真っ赤にして固まったササが。

そーんなに似合ってないんですかね?


「あ…ササ……あの―――『ガシャ』」


思いっきり扉閉められましたよ?!


おい遥ぅー!!

お前のせいでササに嫌われたかもだぞーーー!!!



あぁ、どうしよう。


更衣室なら何か服あるかなー…?


と立ち上がろうとした瞬間。


がしゃ。ばさ。がしゃ。


色々と音がした。


見てみると乱雑に投げ込まれた私の制服。



雑なのにはちょっとイラつくけど…ナーイス!…多分ササ!!!










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