゜。秘密の極道彼氏 。°



いや、マジで誘拐されたんだけどね?


ここは演技。


「……ササ、ちょっと大事な話があるんだ。○丁目の○×倉庫に来てくれない?」


『わ…わかった』


プーっプーっプーっプ―


「へっへっへ。楽しみだなぁ……」


うん。すっごいね!!!






でー、しばらくして。


ばん。


「來華?!」


ササ様ご到着―!!


ふっふっふ。


不思議に思わせない為にと、おっさんは足と手の縄もっとってくれた。



「來華!?…よかったー。無事で。こんなところでどうしたの?」



ふっふっふっふっふっふっふっふぶはっ。



やべっ。笑っちゃいそう。



「あ、あのね……」



しんみり空気。ふっふっふっふっふ。







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