゜。秘密の極道彼氏 。°
少し泳いだところで、水面から顔を出して遥を見た。
遥はパラソルの下でぼぉーっとしてる。
あれって、私のこと言えなくない?
しばらく浮いてたら、朱雀とササが来た。
どうやら遥は朱雀と一緒に泳ぐらしい。
遥が私を指差して、ササがこっちにやって来た。
「二人で泳ぐから來華のところ行きなーだって。酷いねぇ…」
「ハハっ…。私らの予想通りになっちゃったのかなぁ…」
こんな会話をしながらも、ササはニコニコしてる。
「あれ、ピーちゃんは?」
「さすがに危ないからホテルに置いてきた~」
あ、ホテルに連れてきてはいるんだ(笑)