゜。秘密の極道彼氏 。°
ゆっくり列は進む。
「だってさ、來華の着物姿なんてそうそう見れないじゃん?
でもって綺麗」
どうしてそうニッコニコで言えんのかなぁ……////
「あー、ほら、固まらないの。列意外に進むんだから」
「もうっ!!」
ゆっくりながらも段々とは進む列。
やっとのことで賽銭箱の前まで来れた。
今年は奮発して100円玉を投げた。
目を閉じて10秒ほど。
「來華、なにお願いしたの?」
ちょっと人ごみから離れた所でササが聞いてきた。
「ふふっ…秘密」