゜。秘密の極道彼氏 。°
基本、周りに興味が無い。
だからこの学年で名前と顔が一致するのは、2,3人だと思うなぁ。
「いい?今日ね、転校生が来るそうなの。しかも二人。このクラスと隣のクラスに!」
という遥の目はウキウキしている。
私と違って、遥はフレンドリーだからね…。
別にうらやましい訳じゃないんだけど。
「…あ、そう。…じゃっ…」
そろそろ限界…。
私は机に突っ伏して、そのまま今度こそ夢の世界へ飛び立った~……。
遥は呆れたらしく自分の席に戻ったらしい。