゜。秘密の極道彼氏 。°
「朱雀君っ!ごめん、まだ準備終わって無くって…」
あわてながら顔だけドアからのぞかせた遥ちゃん。
メイクしてる……可愛い。
あわててる姿も遥ちゃんらしい。
それからしばらくして。
「ほんっと、遅れてごめんね?」
でてきた遥ちゃんはマジ可愛い。
茶色の、ファー付のコートとか…
茶色の長い髪がツインテールとか…
ネコ目とか。
全体てきに猫だよな…。
そして。
「いや、俺の方こそごめんね?ほら、今6時だし(笑)俺が早くに来すぎただけだって!」
うん。
柄にもなくうきうきしちゃってね…(泣)
自分で『遠足前の小学生かっ!』ってつっこんだくらい。