゜。秘密の極道彼氏 。°




「朱雀君っ!ごめん、まだ準備終わって無くって…」


あわてながら顔だけドアからのぞかせた遥ちゃん。


メイクしてる……可愛い。


あわててる姿も遥ちゃんらしい。


それからしばらくして。



「ほんっと、遅れてごめんね?」


でてきた遥ちゃんはマジ可愛い。


茶色の、ファー付のコートとか…
茶色の長い髪がツインテールとか…


ネコ目とか。


全体てきに猫だよな…。


そして。


「いや、俺の方こそごめんね?ほら、今6時だし(笑)俺が早くに来すぎただけだって!」


うん。


柄にもなくうきうきしちゃってね…(泣)


自分で『遠足前の小学生かっ!』ってつっこんだくらい。









< 302 / 307 >

この作品をシェア

pagetop