゜。秘密の極道彼氏 。°
゜。第三章 。゜
*彼氏の家
「でもさー、來華に彼氏とか…青天の霹靂だよー」
遥が前の席の椅子に座って、私の机で頬杖をついている。
合宿はあれから何事も無く終わった。
まぁ、ホテルに戻った瞬間遥に報告したのだけど。
『付き合うことになった』としか言わなかった。
それがササのためになると思ったし。
けど知ったこと。
遥は朱雀に家がヤクザだと知ってるらしい。
あーじゃあ言っていいのかなぁって思ったけど、ねぇ?
ササに今度聞いとこーかな。