あの日の1P
2組か・・・。
紫耀いるかな・・・。
いないと不安だな。
そんな感情を持ち、先生のあとをついていく。
「はい。到着♪この教室ね。よく覚えておいてね!」
私の緊張を取り除こうとしてくれているのか、先生の笑顔はいつになく優しくてこっちまで笑顔になれるほど眩しかった。
まだ、正直、不安だけど、ここで立ち止まっててはダメ!
そう自分に言い聞かせながら、重い体を動かして扉の前にたつ。
「いい?まだ、ここで待っててね。私が呼ぶからね」
「あ、はい・・・。」
あんまり先生のはなしを聞いていなかった。
だってホントに緊張してたんだもん。
「あんまり、緊張しちゃうと、お肌に悪いからね(笑)」