浮気性彼氏
夕方、俺んちに親友の優希が

来た。


「おい、お前その顔どうした!?
 
 フられたか(笑)」



びっくりされた。まぁ、この顔だもんなぁ。


フられたとか、鋭いなコイツも。



俺が落ち込んでいると、

「えっ、マジで。マジでフられたの!?
 


 うわぁ。ってお前、追いかけなかったの!?」



追いかける?は?追いかけられるわけ


ねぇじゃん。嫌われたんだぜ?


「追いかけられるわけねぇだろ?
 嫌われたんだぜ?



 今更、追いかけられるわけねぇだろ」




ボコッ


痛っ!!



「なにすんだ、急に「なにすんだ、

じゃねぇよ!!お前、凛のことすきなんだろ?好きなら、自分の気持ちを



凛にぶつけろ!お前、男だろ!!」



俺は優希の言葉で目が覚めた。



確かに、ここで伝えないと男じゃねぇ。


俺は嫌われても、凛が好きだ。




待ってろよ、凛。
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