無題(空間)
着いたのは少し大きめの一軒家。
ここに預けておいた
金を持っている奴がいる。


エンペルは、家のドアを開けた。
「入るぞ・・・」

・・・ ・・・

返事がない。
エンペルは黙って家に入る。


この家は何度も見ているし
もう慣れてもいる。


エンペルは階段を上った。
階段を上ると、2階には
4つの部屋があった。


エンペルはそのうちの
ひとつ、一番奥のほうにある部屋に進んだ。


部屋の前で立ち止まり
少し間を空けてから、エンペルは
ドアを開ける。


見慣れた部屋、見慣れた
机に、見慣れたベッド。

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