好きなだけ


だいぶ、息も落ち着いた頃。

「もう大丈夫そうだね。」

また、優しく笑うあなた。



「ありがとう。

どうして、私が泣いてるって
分かったの?」


「お前の友達が、
お前が泣いてるから
行ってやってくれって。」


…委員会の後
何も言わずに立ち去った
私の異変に気付いてた友達。


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