REALLY
誰も知らない、もう一つの物語。
*
「…あぁ、こんな所にいたんだね」
燃える家の近く、ついさっきまで鶴嫁怪達のいた森の奥。
髪の長い、一人の少女が訪ねてきた。
『ギギィ……』
「へぇ……、あの子が主人作ったんだ。面白いねぇ…。今度会いにいこうかな?……とりあえず今は帰ろっか。
ね?【ファル】」
『ギィ…ギギィ……』
【ファル】と呼ばれた"黒い影"。
確か【嘘つき悪魔】のペットと言われていたはずだ。
「あの子はホント嘘つきだね。ミー(Me)の家族を勝手に自分のペットにするなんて」
『ギィ……』
実はこの黒い影、嘘つき悪魔のペットではなかった。これもカルハの嘘、まんまと騙されたというワケだ。
「…あぁ、こんな所にいたんだね」
燃える家の近く、ついさっきまで鶴嫁怪達のいた森の奥。
髪の長い、一人の少女が訪ねてきた。
『ギギィ……』
「へぇ……、あの子が主人作ったんだ。面白いねぇ…。今度会いにいこうかな?……とりあえず今は帰ろっか。
ね?【ファル】」
『ギィ…ギギィ……』
【ファル】と呼ばれた"黒い影"。
確か【嘘つき悪魔】のペットと言われていたはずだ。
「あの子はホント嘘つきだね。ミー(Me)の家族を勝手に自分のペットにするなんて」
『ギィ……』
実はこの黒い影、嘘つき悪魔のペットではなかった。これもカルハの嘘、まんまと騙されたというワケだ。