夜空に花火
「マミが1人で待ってる。マミのお腹にいるのはユウダイとの赤ちゃんでしょ。2人とも、あなたが幸せにしてあげなきゃ。」

あたしは運命を受け入れる。
どんなに願ったって、ユウダイとマミの間に神様は新しい命を宿したの。
あたしとユウダイとの間ではなく。

あたしはお母さんに電話をした。
迎えにきてもらって1人家に帰った。
その間ユウダイから着信が何度かあったが、出ることはなかった。
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