夜空に花火
ユウダイのまっすぐな瞳が私にむいて答える。
私だけにむけられた視線なら、どれだけ幸せか…。

「じゃあ今度は俺からの質問。」

ユウダイがにこっと笑った。

「彼氏はいないの?」

「うん。」

「学校は楽しい?」

「うん。」

「好きな人はいるの?」

「目の前に。」

………終わった………。
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