夜空に花火
「気持ち嬉しいよ。誰かにすきになってもらえるのは。でも今彼女いるから。友達としてそばにいるんじゃだめかな?」

「そばにいる方法がそれしかないならそれがいい。」

彼女には申し訳ない。
それでも、諦めがつかない。
奪おうなんて思えない。
ただユウダイのそばにいれるならそれでよかったの。



終了時間になり、会計を済ませてカラオケを出た。
大分酔いも冷めた。
夏の夜空はこれでもかってくらい輝いていた。
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